2005年 10月 08日
演技をしてるんだ あなただってきっとそうさ~ |
新宿は豪雨~♪と思わず鼻歌がこぼれたのは、昔の恋心のせいでしょう。
相変わらず、甘い声だなぁ~。と思いながら、2年半ぶりの電話にちょっとテンションが上がった。雨の新宿、上京する親を待つ間、しばらく高校2年生の「ひと夏のなんじゃら」に思いを馳せていた。
高校2年生、夏休みだけ付き合っていた彼がいた。
別に期限付きとかで付き合ったわけではなくて、夏休み直前に付き合いだし、夏休みの終わる3日前に別れたっていうだけのことなのだけれど。別れた理由は、全面的に私が悪いです。ごめん。
彼は、人間としてとっても尊敬してる、今でも。当時「尊敬できる人じゃないと付き合えない~」とそこにとことんこだわりを持っていた私にとっては、ちゃんとその理想にピッタリな人だった。(今は、人間的にはダメ男でも、ぬきんでた才能とかに惚れてしまう、だめんずうぉ~か~街道まっしぐらなのだけれど)
彼は夢を超、超、熱く語る人だった(甘い声で)。しかもその夢を実現させてしまった。狭き門なのに。才能だけじゃなくて、運とか、体力とか、周りの声とか……色々大変な世界だろうに。小学生男の子のなりたい職業上位。なんかさらっと実現させちゃったけど、結構悩んでるんだろうな~。
――昨日、(時間的には今日)仕事が終わると終電がないことに気づく。タクシー? と思ったけど、親がそういや車で上京してるんだった(わざとらしい~)と迎えにきてコール。っで、あと30分待って、と言われて。とりあえず新宿まで歩く。よいしょっとベンチに腰掛ける。そこに電話がなる。表示された名前を見て、久し振りすぎて何を話すの? と戸惑いながら出る。「変わってね~な~」の第一声。結構話せるもんだね。話すこと30分。なんか、不思議な気持ちになった。高校を卒業して、会ったのは1回だけ。久し振りに正月とか会いたいね~という話をして、電話は終了。ちょっとホクホクした気持ちになったよ、ありがと。
そして、それでも
新宿は豪雨。
by george-ms
| 2005-10-08 13:57