2005年 09月 27日
もう夏は終わったよ~、さまぁ~ず。 |
笑いの天才(異才)は言った。
「お笑い芸人は、常識人でなけらばだめ。常識から外れてることを言ったり、やったりするから面白い」
誰も気づいちゃいないだろうけど、全く確かにその通りだ。アリエナイ言動に「なんでやねん」と突っ込むから面白い。最近多いあるあるネタだって、アリエナイことが“ある”から面白いのだ。常識人でなければお笑いは出来ない。そう言ったのは、笑いの天才、松本人志だ。
今さっき、本当についさっき、私の大好きな番組が終わった。
「内村プロデュース」。
本当にのめり込んで小説を読んでいると、“先が超気になるんだけど、読み終わるのが惜しい”という感情を抱く。本当に自分のツボに入った映画を観ているとエンドロールの後もなるべく長くシアターの中に居たくなる。あるドラマにハマっていたときは、ラストが近づくにつれて、ソレが終わった後の○曜日のことを考えたくなくなる。(体質的に、テレビ番組とか映画とか小説とか、そこに出てくる登場人物や芸能人個人に感情を移入しやすいから余計になのだけれど。)
同じ。
あの小説を読んでいる時と、
あの映画を観終わった時と、
あのドラマにハマっている時と、同じ。
あ……終わっちゃった。と世知辛くなった。
内P大好きだったな。もう一回復活して欲しいな~。
「ダウンタウンのごっつええ感じ」が終わる時と同じ感覚。久し振りに味わった。
お笑い好きにはたまらない番組だったろうに。少なくとも私にはたまらない番組だった。もったいないな~。惜しいな~。……イヤだ~!!
お笑いって、ドキュメンタリーとかみたいに後に残るものじゃないし、名作みたいに何度も見るものじゃない。だけど、素晴らしい。だから、素晴らしい。そう思う。そんな熱くなるものじゃない、と笑う人もいるだろうが。お笑いは世界を救うよ、ホント。
とりあえず、この切なさと寂しさを紛らわそう。
マイナスターズを聞こう。
……もっと悲しくなった。
頼むよ~、さまぁ~ず……。
常識人で、笑いに生涯をかけた男たちに乾杯。そして完敗。
by george-ms
| 2005-09-27 00:39
| NO お笑い,NO 我道